1978-11-21 第85回国会 衆議院 決算委員会 第3号
○渡辺説明員 お答えいたします。 瀬戸に限らず伝統的産業を擁しております各産地につきましては、ただいま先生の言われましたような状態が続いておりますので、私どもの公庫といたしましては、ただいまも御指摘のありました中小企業為替変動対策緊急融資というのを昨年の十月から行っております。現在、この十月末日までに全国で一万四百四十四件、総額で一千四百六十一億円という貸し付けを実行しております。 ただいまお話
○渡辺説明員 お答えいたします。 瀬戸に限らず伝統的産業を擁しております各産地につきましては、ただいま先生の言われましたような状態が続いておりますので、私どもの公庫といたしましては、ただいまも御指摘のありました中小企業為替変動対策緊急融資というのを昨年の十月から行っております。現在、この十月末日までに全国で一万四百四十四件、総額で一千四百六十一億円という貸し付けを実行しております。 ただいまお話
○渡辺説明員 昭和五十一年度における中小企業金融公庫の業務について、御説明申し上げます。 当公庫は、昭和五十一年度の当初貸付金を一兆五百五十四億円と定められましたが、年央以降、中小企業をめぐる経営環境が一段と厳しいものとなってきたこと等から、下期中小企業金融対策として、二千二百億円の貸付金の追加が認められましたので、これにより、前年度実績に比較して一八・一%増に相当する一兆二千五百八十八億七千六百六十二万円
○参考人(渡辺佳英君) この不況業種に対しまする既往の貸付金利の引き下げにつきましては、一応引き下げたものがまた元へ戻るという例はございません。これはだんだん業種をふやしていっております。 それから八・六%が八・一%になりましたのは、さかのぼって八・六%と同じように八・一%を適用しておりますから、すべて金利の点につきましては軽減の方向に向かっておるわけでございます。つまり、不況業種に属するもので既往
○参考人(渡辺佳英君) お答えいたします。 貸付金の原資は、総額を先に申し上げますと、四十九年が九千七百億、五十年が一兆六百二十四億、五十一年が一兆二千五百七十一億、五十二年が一兆四千百四十八億、五十三年度が一兆四千六百九十二億ということになっておりますが、その中で、全部について申し上げるのは時間をとりますので、五十三年度について差し支えなければ申し上げて御理解いただきたいと思うんでございますが、
○渡辺説明員 私どもの特別貸し付けについてお尋ねがありましたけれども、昨年の十二月末現在で、件数で四万八百十三件、金額で三千八百七十七億ということになっておりまして、全部の貸し付け残高に占めます割合は、件数で一五・三%、金額で一二・七%ということになっております。 それから、先ほど中小企業庁長官から答弁がありましたけれども、中小公庫の立場といたしましても、もちろん中小企業者の方では金利は低ければ低
○渡辺説明員 お尋ねの事業転換について中小企業金融公庫からどのくらい金が出ておるかという点でございますが、確かに先生のおっしゃいますとおり、そんなにたくさんは出ておりません。 〔原(茂)委員長代理退席、委員長着席〕 私どものところの事業転換に関連する貸し付けというのは三通りほどございまして、事業転換を内容とする貸し付けに対しては、普通は貸し付けの限度というものがありますけれども、限度を超過して
○渡辺説明員 昭和五十年度における中小企業金融公庫の業務について、御説明申し上げます。 当公庫は、昭和五十年度の当初貸付金を八千九百四十四億円と定められましたが、不況の長期化に伴い、中小企業をめぐる経営環境が極めて厳しいものとなってきたこと等から、下期中小企業金融対策として、一千六百八十億円の貸付金の追加が認められましたので、これにより、前年度実績に比較して一〇・五%増に相当する一兆六百五十九億六千六百二万円
○渡辺説明員 昭和四十九年度における中小企業金融公庫の業務について御説明申し上げます。 当公庫は、昭和四十九年度の当初貸付金を七千四百五十億円と定められましたが、その後、金融引き締め措置の長期化に伴い、中小企業をめぐる経営環境が一層厳しさを増してきたこと等から、下期中小企業金融対策及び年度末中小企業対策として、合計二千二百五十億円の貸付金の追加が認められましたので、これにより、前年度実績に比較して
○渡辺説明員 お答えいたします。 私どもの公庫は、既往債務の償還の猶予につきまして、再三部店まで指示を出しまして、また代理店の方にも連絡をとりまして、返済困難な企業に対しましてはできるだけ償還条件を変更するということについて努力いたしております。 それから、徳政のようにそれをしばらく返さぬでもいいというようなことになりますと、私どものところはやはり金融機関でございますから、返またほかの方に、新規
○渡辺説明員 昭和四十八年度におきまする中小企業金融公庫の業務について御説明申し上げます。 当公庫は、昭和四十八年度の当初、貸付金を六千三百六十六億円と定められましたが、その後、第二次ドル・ショック対策、下期中小企業金融対策、水銀またはPCB汚染関連中小企業対策及び年度末中小企業対策として一千八百七十億円の貸付金の追加が認められましたので、これにより前年度実績に比較して三四・七%増に相当する八千百八十五億九千三百四万円
○渡辺説明員 ただいま申しました三千百二十億という数字は、これは十月から十二月までの間でありまして、したがいまして、来年の一月以降の数字は、これは二千五百八十数億というのを別に用意しております。 それから、中小企業金融公庫は金を貸してくれぬじゃないかというお話があったわけでありますが、私どもの公庫は長期運転資金を供給するというのが公庫の仕事でございまして、したがって、きょうあす要るからというので急
○渡辺説明員 お答えいたします。 中小企業金融公庫といたしましては、これは建設業だけを実は別扱いにしているわけじゃございませんので、融資の申し込みの中にもちろん建設業の業者からの申し込みがありまして、それを一般の場合と同じように扱っておるわけでありますが、この年末に際しましては、先ほど局長から御説明がありましたように、私のところも追加の枠をふやしまして、この十月から十二月の三カ月間に三千百二十億という
○参考人(渡辺佳英君) お答えいたします。 最初の御質問の第一点、いま金よりも物、仕事という時代でございまして、確かに金を中小企業がこれ以上借り増しをするということになりましても、返済のめどもつきませんし、それから金利の負担もあるということで、金を借りるよりも、仕事がなければできるだけ金がかからぬ経営をしていった方がいいという考え方がありまして、それが運転資金の資金需要というものをある程度相当防いでいるということは
○参考人(渡辺佳英君) お答えいたします。 現在の不況度を中小企業金融公庫の総裁としてどういうふうに見ておるかというお尋ねでありますが、私は、中小企業を相手としておりまして、どうも景気に対する見方、一般の意見よりも一層シビアに考えております。なかなかこの景気というものがよくならないんじゃないか、したがって中小企業の困難は当分続くのではないだろうかというふうに見ておるわけであります。 中小企業といいましても
○参考人(渡辺佳英君) この近代化促進法の改正につきましては、改正の意図するところを見ますると、業種指定の要件を、従来の国際競争力の強化、産業構造の高度化を図るべき業種に加えまして、国民生活の安定向上を図る上で重要な業種を追加するということになっております点につきましては、時代の要請に対応したもので、時宜を得たものと考えております。また、近代化計画の内容に従業員の福祉向上、消費者の利益増進、環境の保全等